2025年3月17日月曜日

地域に学ぶ! 中学生ボランティア、内藤以貫の墓清掃・整備に参加!

 3月15日、本校の中学生が、江戸時代に住吉台で生活していたこともある内藤以貫の墓の清掃・整備ボランティアに参加しました。当日は、管理保存会の皆様のご指導のもと、中学生14名と小学生5名の計19名が、地域のために汗を流しました。

 生徒たちは二つのグループに分かれ、お墓の周辺と参道の清掃・整備を行うグループと、昼食用のカレーうどんを作るグループに分かれて活動しました。清掃・整備グループは、落ち葉やゴミを拾い集め、お墓の周りを丁寧に清掃しました。カレーうどんグループは、保存会の方々に教えていただきながら、手際よくカレーうどんを作っていました。

 保存会の方々からの指示を受け、生徒たちは皆、てきぱきと作業に取り組んでいました。普段の学校生活ではなかなか経験できない貴重な体験を通して、生徒たちは地域の方々との交流を深め、地域への愛着を育むことができたと思います。

 作業後には、みんなで美味しくカレーうどんをいただきました。温かいカレーうどんをいただきながら、今日の感想を発表し、充実した時間を過ごしました。


 今回、清掃・整備を行った内藤以貫は、伊達家に仕えた儒者で、2代藩主の伊達忠宗公、3代藩主の網宗公の侍講として活躍した人物です。生徒たちは、地域に貢献した偉人について学ぶ良い機会にもなりました。


 今回のボランティア活動では、生徒たちは地域の方々との交流を通して、奉仕の精神や地域への誇りを学ぶことができました。今後も、地域との連携を深め、地域に貢献できる人材育成に努めてまいります。


2025年3月10日月曜日

59名の卒業生、学び舎を巣立つ。第34回卒業式

 3月8日、春の日差しが暖かく降り注ぐ中、本校体育館にて第34回卒業式が挙行されました。

 少し緊張した面持ちの中にも、晴れやかな笑顔があふれる卒業生が入場。会場には、在校生の1・2年生、そして多くの保護者の皆様、地域の方々にご参列いただき、卒業生の門出を盛大に祝福することができました。

 3年前、希望を胸に抱き住吉台中学校の門をくぐった生徒たちは、心身ともに大きく成長し、立派な姿で卒業の日を迎えることができました。

 卒業生代表の答辞では、3年間の思い出と、支えてくれた家族、先生方、友人への感謝の気持ちが述べられました。気仙沼での震災学習、野外活動での民泊体験、東京・横浜への修学旅行など、数々の思い出がよみがえり、感極まって涙を流す生徒もいました。

 卒業生の皆さん、ご卒業本当におめでとうございます。

 皆さんの未来が希望に満ちあふれ、これから社会に出ても、住吉台中学校で培った経験と仲間との絆を胸に、夢に向かって力強く歩んでいかれることを心から願っています。


2025年3月7日金曜日

卒業生への感謝と未来へのエール!「3年生を送る会」

 3月6日午後、生徒会主催による「3年生を送る会」が盛大に開催されました。3年生の卒業を祝うとともに、在校生からの感謝の気持ちを伝える、心温まる会となりました。


 会では、3年生の3年間を振り返るスライドショーが上映され、生徒たちは懐かしい写真に見入っていました。特に、入学した頃のあどけない姿が映し出されると、照れくさそうに笑い合う姿が印象的でした。

 また、本校を離任された先生方からのビデオメッセージでは、会場は大いに盛り上がりました。先生方からの温かい励ましの言葉に、生徒たちは感激し、大きな歓声が上がりました。先生からは、「お世話になった方々への感謝の気持ちを大切に」というメッセージが贈られ、卒業生たちの心に深く響いたことと思います。


 1年生は、3年生との思い出を再現した劇と合唱を披露しました。先輩との楽しい思い出や、感謝の気持ちが込められた歌声は、会場を温かい雰囲気に包み込みました。2年生は、3年生への感謝の気持ちを込めたゲームやクイズ、そして力強い合唱を披露しました。先輩たちの姿を追いかけ、住吉台中学校をさらに発展させていくという、力強い決意が感じられました。


 3年生からは、在校生へ向けて、温かいメッセージが送られました。3年間お世話になった感謝の気持ちと、これからの住吉台中学校を託す激励の言葉に、在校生たちは身を引き締めていました。

 この会は、3年生にとってかけがえのない思い出となったことと思います。共に学び、笑い、汗を流した仲間たちとの絆は、卒業後も彼らの心の支えとなるはずです。3年生の皆さん、住吉台中学校の発展に大きく貢献してくださり、本当にありがとうございました。卒業生の皆さんの今後のご活躍を、教職員一同、心よりお祈り申し上げます。

3年生スタッフから卒業生へのサプライズもありました



2025年3月6日木曜日

住吉台中学校同窓会入会式

 3月6日、卒業を間近に控え、住吉台中学校同窓会入会式が、厳粛かつ和やかな雰囲気の中、執り行われました。

 この入会式は、卒業生が新たに同窓会のメンバーとして加わる大切な節目です。卒業生たちは、期待と少しの緊張を胸に、新たな一歩を踏み出しました。

 式では、同窓会長様から心温まるご祝辞をいただきました。会長様は、開校当時の貴重なエピソードとして、校歌制定の秘話や第一回卒業式の様子などを、ユーモアを交えながら語ってくださいました。生徒たちは、先輩方の熱い思いや歴史に触れ、改めて母校への誇りを深めたようです。

 また、会長様ご自身の経験に基づいた「夢を持ち続けること」「困難に立ち向かう勇気」「母校への誇り」「仲間との絆」という四つのメッセージは、卒業生たちの心に強く響き、これからの人生の大きな励みになったことと思います。

 続いて、卒業生代表生徒による力強い入会宣言が行われました。代表生徒は、同窓会の一員として、母校と地域社会に貢献していく決意を表明し、目標に向かって努力し続けることを誓いました。その堂々とした姿は、大変頼もしく感じられました。

 住吉台中学校同窓会は、卒業生の皆様が互いに支え合い、共に成長していくための大切な場所です。今後も同窓会活動を通して、卒業生の皆様の絆がより一層深まることを願っています。

 地域の皆様におかれましては、今後とも住吉台中学校の教育活動にご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

同窓会会長様からの四つのメッセージ
卒業生代表の力強い入会宣言





2025年2月19日水曜日

応急手当法を学びました

 2月19日(水)、2年生の保健体育の授業で、応急手当について学びました。

 今回の授業では、けがをしたときの止血の方法や包帯の巻き方を実習しました。生徒たちは、養護教諭の説明を真剣に聞き、二人一組になって直接圧迫止血法と包帯法を体験しました。

 生徒たちは、初めての体験に戸惑いながらも、一生懸命に包帯を巻こうと頑張っていました。中には、うまく包帯が巻けずに苦戦している生徒もいましたが、友達と協力しながら、真剣に取り組んでいました。

 授業後、生徒たちからは「部活動中や災害などでけがをした人を見かけたら、積極的に助けたい」という感想が多く聞かれました。今回の授業を通して、生徒たちは応急手当の重要性を改めて認識し、人の役に立ちたいという気持ちを育むことができたようです。

 今回の授業を通して、生徒たちが応急手当の知識を身につけ、いざという時に人の役に立てるようになることを願っています。





2025年2月14日金曜日

令和7年度の教育目標について協議しました

 2月10日(月)に、令和7年度第1回住吉台学校運営協議会を開催しました。今回は、3名の新しい委員をお迎えして初めての会議となり、活気あふれる議論が交わされました。

 学校運営協議会とは、小中9年間を見通した一貫性のある教育の実現を目指し、地域と一体となって教育活動を推進することを目的とした会議です。地域住民や保護者、小中の教職員など様々なメンバーで構成され、学校運営に積極的に意見を提案していただいています。

 今回は、昨年12月に実施した学校評価アンケートの結果や最近の生徒たちの様子などを踏まえ、来年度の教育目標について協議しました。

 学校からは、アンケートの結果から「学び合い」や「主体的な学習」への意欲が高まっていることや、生徒の様子から子どもたちの自己有用感や主体的に活動していこうという意欲が高まっていることを説明しました。

 そこで、来年度の住吉台中学校の教育目標を、「社会の変化にしなやかに対応できる自律した生徒の育成」と提案しました。

 具体的には、以下の三つに重点的に取り組んでいきます。

  ① 物事に対し筋道を立てて深く考え、判断する力の育成

  ② 自律を促す自己肯定感・自己有用感の醸成

  ③ 相手を思いやり、自他共によりよく生きようとする力の育成

 また、学校と家庭、そして地域が一体となって取り組む目標として、「ボランティア活動に積極的に取り組み、地域の中で生き生きと活動する生徒」を提案しました。

 委員の皆さんからは、小中連携や地域とともに歩むことでより効果的な教育が期待できるといった意見や、子どもたちの視点を教育活動に取り入れてほしいといった意見が出されました。協議の結果、提案した教育目標は満場一致で承認されました。

 令和7年度の学校運営協議会は、新しい委員を迎えて新たなスタートを切りました。住吉台中学校は、今後も地域と連携しながら、子どもたちが未来をたくましく生き抜くための教育活動を推進していきます。




2025年1月22日水曜日

生徒会発案! 地域との連携深める懇談会開催

 1月22日(水)、本校生徒会執行部の熱意ある提案により、地域住民の皆様との懇談会を盛況のうちに開催いたしました。

 今回の懇談会は、「地域の方々と直接話し、私たちの考えを伝えたい」という生徒たちの強い思いから実現しました。地域からは、各町内会長様や学校運営協議会の運営員の皆様など、14名の皆様にご参加いただき、活発な意見交換が行われました。

 グループに分かれての熟議では、「地域では中学生の力が必要である」「日常生活の延長線上にあるボランティア活動を考えてみたらどうか」「様々な活動を通して地域愛を育んでほしい」といった地域の方々からの貴重なご意見や、生徒たちからの率直な意見が飛び交い、互いの理解を深める良い機会となりました。

 生徒たちにとって、地域の方々と直接触れ合うことは、教科書では学べない貴重な経験です。今回の懇談会を通じて、生徒たちは地域社会への理解を深め、地域の一員としての自覚をしっかりと育むことができました。

 本校では、今後も生徒会と地域との連携を強化し、地域に開かれた学校を目指してまいります。生徒たちの成長を温かく見守り、ご支援いただけますよう、よろしくお願いいたします。




地域に学ぶ! 中学生ボランティア、内藤以貫の墓清掃・整備に参加!

 3月15日、本校の中学生が、江戸時代に住吉台で生活していたこともある内藤以貫の墓の清掃・整備ボランティアに参加しました。当日は、管理保存会の皆様のご指導のもと、中学生14名と小学生5名の計19名が、地域のために汗を流しました。  生徒たちは二つのグループに分かれ、お墓の周辺と参...