2024年12月18日水曜日

未来を壊さないために ~薬物乱用防止教室報告~

 12月18日、住吉台中学校では、2年生の生徒を対象に薬物乱用防止教室を開催しました。近年、若年層の薬物乱用が社会問題となるなど、薬物問題は、決して他人事ではありません。例えば、風邪薬を用法・容量を守らずに飲んでしまうことなども、薬物乱用の一種です。

 今回の教室では、学校薬剤師のS先生をお招きし、薬を正しく使うことや、エナジードリンクの飲み過ぎに注意することなど、身近な事例から薬物問題について学びました。S先生は、薬物によって起こる具体的な身体の変化や、将来の進路に与える影響について、分かりやすい図や動画を用いて説明してくださいました。また、エナジードリンクの飲み過ぎが、体に与える負担や集中力を低下させる可能性があることについても言及されました。生徒たちは、S先生の話を真剣に聞き、中には「薬物は怖いと思った」「将来の夢のために、絶対に薬物には手を出さない」といった感想を述べる生徒もいました。講話の最後には、S先生から「皆さんは、周りの人から愛されています。そのことを忘れずに、自分自身を大切にしていってほしい」と温かいメッセージが送られました。

 本校では、今後も、生徒だけでなく、保護者の方々や地域の方々とも連携し、薬物問題に関する正しい知識を広めていきます。ご家庭でも、お子様と薬物について話し合う機会を設けていただけると幸いです。



2024年12月13日金曜日

新しいステンドグラスが完成! 美術部生徒たちの想いが光を放つ

 昇降口の正面を彩るステンドグラスが、今年も新しく生まれ変わりました。美術部の生徒たちが心を込めて制作した今年のテーマは、「太陽の花」です。静かに水面に花開く睡蓮をイメージし、透明感のある鮮やかな色で表現しました。一つ一つのピースには、生徒たちの想いがぎゅっと詰まっています。特に、デザインを手がけた生徒のKRさんは、「睡蓮の花言葉は優しさ。あなたの優しさは、太陽に照らされて美しく光り輝いている」という素敵なメッセージを込めてデザインしたそうです。夕暮れ時、西日が差し込む昇降口では、ステンドグラスが幻想的な色の光を放ち、訪れる人を優しく包み込んでくれます。生徒たちの力作を、ぜひ間近でご覧ください。


2024年12月5日木曜日

地域と共育! 地域講師による特別授業が生徒を育てる

 今年度も、地域に住む多くの先生方にご協力いただき、特別授業を実施しています。

 柔道のT先生からは、正しい体の使い方だけでなく、礼儀や感謝の大切さを学びました。生徒たちは、先生の話に真剣に耳を傾け、一生懸命練習に取り組んでいます。

 書道のN先生からは、美しい文字を書くコツを教えていただきました。最初は戸惑っていた生徒たちも、先生と一緒に筆を動かすうちに、集中して文字を書く姿が見られるようになりました。

 ギターのS先生からは、ギターの演奏の楽しさを学びました。生徒たちは、授業での発表会に向けて、一生懸命練習している最中です。

 そして今年度からスタートした、Y先生による宇宙に関する理科の授業。ロケット打ち上げ体験では、大迫力の発射と空高く舞い上がるロケットの姿に、生徒たちは歓声を上げ、科学への興味を深めました。



 住吉台中学校では、今後も地域のみなさまと協力し、子どもたちが夢に向かって羽ばたけるよう、様々な取り組みを続けていきます。


地域に学ぶ! 中学生ボランティア、内藤以貫の墓清掃・整備に参加!

 3月15日、本校の中学生が、江戸時代に住吉台で生活していたこともある内藤以貫の墓の清掃・整備ボランティアに参加しました。当日は、管理保存会の皆様のご指導のもと、中学生14名と小学生5名の計19名が、地域のために汗を流しました。  生徒たちは二つのグループに分かれ、お墓の周辺と参...