2024年3月23日土曜日

3月22日 ~1・2年生 修了式~

  春の陽光が優しく降り注ぐ中、3月22日(金)、1・2年生の修了式が行われました。

 今年度も、地域の皆様、PTA役員の皆様をはじめ、保護者の皆様にはご理解とご協力、ご支援を賜り、誠にありがとうございました。

 修了式では、代表生徒による1年間の振り返りがありました。

・授業やテストが難しくなったが、友達と教え合いながら学習に取り組んだ。

・野外活動など様々な行事に参加し、一緒に行動することや協力することの大切さを学んだ。

など、たくましく成長した姿が言葉の端々に表れていました。

 今後も、お子様の更なる飛躍と皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。


2024年3月13日水曜日

3.11 私たちは忘れない!  ~故郷復興プロジェクト~

  東日本大震災から13年が経ちました。あの日、私たちは大切なものを失い、大きな悲しみを経験しました。しかし、私たちは立ち止まってはいません。3月12日に「故郷復興プロジェクト」と題して、生徒会を中心に震災の記憶を風化させないための集会を開きました。

 集会では、まず震災直後から復興までの道のりを写真で振り返りました。津波で破壊された街並み、懸命に復旧作業を行う人々、そして少しずつ復興していく様子を目の当たりにして、生徒たちは改めて震災の大きさと、そこから立ち上がってきた人々の強さを感じました。

 次に、当時教壇に立っていた教員と、当時小学6年生だった教員をパネリストにパネルディスカッションを行いました。生徒会執行部員が進行を務め、それぞれの体験談を語ってもらいました。

 長い時間続く揺れ、折れそうなくらい揺れるビル、そして避難所を運営する中での風評被害。当時の状況をリアルに語ってくれた教員の話に、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

 一方、当時小学6年生だった教員からは、パニック状態の中、先生たちの言葉に励まされたという話がありました。また、避難生活での近所の人との支え合いの大切さを語ってくれました。

 「周りの人の何気ない気遣いがとても嬉しかった。」

 「地域の人との支え合いがとても大切だと感じた。」

 二人の話を通して、生徒たちは、どんな困難な状況でも、人とのつながりが力になることを学びました。

 生徒たちの真剣な表情から、震災の記憶を次世代に繋いでいこうという強い意志を感じました。これからも、生徒会を中心に、様々な活動を通して震災の記憶を語り継いでいきます。





卒業式 ~未来への旅立ち~

 3月9日、春の日差しが降り注ぐ中、本校体育館で第33回卒業式が挙行されました。

 卒業生たちは、少し緊張した面持ちながらも、晴れやかな笑顔で入場。会場には1・2年生も参列し、卒業生たちの門出を盛大に祝福しました。

 卒業生代表による答辞には、これまで支えてくれた家族への感謝の気持ち、同級生や先生方との忘れられない思い出、そして未来への決意が込められていました。修学旅行で訪れた横浜での班別行動、野外活動や校外学習など、数々の思い出もよみがえりました。中には、恩師への感謝の言葉を述べる際に、思わず涙を浮かべる生徒もいました。節目となる瞬間を、卒業生たちは真剣な表情で噛み締めていました。

 卒業生の皆さん、本当におめでとうございます。

 これから社会に出て様々な困難に直面することもあるでしょう。しかし、住中で培った経験と仲間との絆を胸に、どんな困難も乗り越えていってください。皆さんの前途に幸多かれと、心から祈っております。







3年生を送る会 ~笑顔と感動に包まれた思い出の一日~

  3月7日午後、全校生徒が一体となって「3年生を送る会」が盛大に開催されました。今年の目玉は、執行部による3年生へのサプライズ企画です。全校生徒が参加という初の試みで、校舎内は熱気に包まれました。


 サプライズ企画のテーマは「先生奪還大作戦」。悪者に捕らえられ校舎内に閉じ込められた先生方を救出するため、3年生は校舎内を駆け巡ります。一方、1・2年生は巧妙な罠や謎解きで3年生の行く手を阻みます。笑いあり、驚きありの展開に、校舎内は終始大盛り上がりでした。


 初めて全校生徒が参加した企画は、学年を超えた絆を深める最高の機会となりました。先生方を救い出すという共通の目標に向かって協力し、互いに声を掛け合い、励まし合う3年生の姿は感動的でした。


 3年生にとって、この企画はかけがえのない思い出となると思います。卒業後はそれぞれの道を歩んでいく仲間たちと、笑顔と汗を共に分かち合った時間は、きっと心の支えとなるはずです。


 3年生の皆さん、これまえ住吉台中学校を支えてきてくれて本当にありがとうございました。皆さんの今後の活躍を、心から祈っています。

とらえられた先生

行く手を阻む1・2年生

ただいま捜索中





同窓会入会式

 3月7日、同窓会会長をお迎えして、住吉台中学校同窓会入会式が開催されました。今年卒業する3年生は、この入会式をもって、同窓生としての新たな一歩を踏み出しました。


 入会式では、同窓会会長が温かい挨拶を述べられました。会長は、開校当時の学校の様子を振り返り、当時の校舎や先生、そして同級生との忘れられない思い出をユーモアを交えて語り、会場を和ませました。

 さらに、自身の経験を踏まえ、「目標に向かって努力し続けること」と「母校に誇りを持ち続けること」の大切さを力強く語りました。会長の言葉は、卒業生たちの心に深く響き、これからの人生への指針となりました。


 続いて、新入会員代表による力強い挨拶が行われました。代表生徒は、同窓会員として、母校と地域に貢献していくこと、そして目標に向かって努力し続け、母校に誇りを持ち続けたいと決意を表明しました。

 

今後も同窓会活動を通じて、卒業生たちが互いに支え合い、成長していくことを期待しています。






昇降口のステンドグラス ~未来へ羽ばたく希望~

  昇降口正面に飾られているステンドグラスが新しくなりました。毎年卒業シーズンに合わせて美術部が制作しているもので、今年は2年生のNMさんがデザインを担当しました。


   テーマ:「飛躍、明日(あす」へ」


 作品には、未来へ向かって力強く羽ばたく鳥が描かれています。これは、卒業を控えた3年生が、希望に満ち溢れながら新たな旅立ちを迎える姿を表現したものだそうです。


 NMさんは、「3年生がそれぞれの夢に向かって飛び立っていく姿を、力強く美しい鳥の姿で表現しました。このステンドグラスが、卒業生にとって未来への希望となることを願っています。」と語っています。

 
美術部の力作であるステンドグラスは、来校の際にはぜひご覧ください。卒業生の新たな門出を祝うとともに、未来への希望を感じられる作品となっています。



地域に学ぶ! 中学生ボランティア、内藤以貫の墓清掃・整備に参加!

 3月15日、本校の中学生が、江戸時代に住吉台で生活していたこともある内藤以貫の墓の清掃・整備ボランティアに参加しました。当日は、管理保存会の皆様のご指導のもと、中学生14名と小学生5名の計19名が、地域のために汗を流しました。  生徒たちは二つのグループに分かれ、お墓の周辺と参...